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Hen of the Woods

 新型インフルエンザの予防と治療に、キノコの一種、マイタケが有効であることが分かってきた。富山大学医学部看護学科人間科学の落合研究室が、米国の科学誌に発表したリポートによると、新型インフルエンザにも効くとされるタミフルの耐性を持つ新種ウイルスに対しても効き目は変わらないという。一時の猛威は薄れたとはいえ、今秋にはさらに強力化したインフルエンザが襲来する恐れがある中、自然食材が持つパワーに関心が集まっている。

◆ショウガと同じ働き

 研究室のリーダーで岐阜県高山市の須田病院に勤務する富山大名誉教授、落合宏さんによると、体の細胞に吸着した1個のウイルスは、1日で100万個に達するという。ウイルスは、吸着→侵入 →脱殻→遺伝子複製→素材の集合→放出という経路をたどって増殖。実験は、この過程をどう食い止めるかに主眼を置いて進められた。

 注目したのは、漢方薬。いくつかの漢方薬の生薬を用意し、インフルエンザに感染した細胞の培養液を加えて反応を見た。実験の結果、マイタケから抽出したエキスが入ったマクロファージと呼ばれる免疫細胞の培養液で、ウイルスの増殖を30~40%まで抑えることができた。このエキスは漢方薬でいうショウガと同様の働きをするという。

 実験では、おおむね10時間後に効き目が現れ、多くのケースでウイルスはほぼ半減した。また、マイタケのエキスそのものにはウイルスを攻撃する力はなく、免疫細胞を刺激して増殖を抑える働きを助けていることも分かった。これは、ウイルスがどのように変化したとしても、免疫力を高める作用に変わりのないことを示しているという。

◆毎日の食卓で

 このほか、漢方薬の生薬の中で、中国やパキスタンを原産地とする植物からとった「麻黄(まおう)」、カツラの木の樹脂からとった「桂皮(けいひ)」の成分に、インフルエンザウイルスの働きを抑える力があることも判明した。麻黄は、ウイルスが増殖する過程で細胞内で育つための条件である液胞の酸性化を防ぎ、桂皮はウイルスの遺伝子複製やタンパク合成を防ぐという。

 落合研究室では、麻黄の効能については1999(平成11)年に、桂皮については2007(19)年に、英国の科学誌に発表。そして昨年、マイタケについて米国誌に公表した。

 7月には、大阪府内の40代女性から検出されたインフルエンザウイルスに、タミフルに耐性を示す遺伝子変異が確認されたばかり。さらに、今秋にも新型インフルエンザの再来襲が危険視されている。

 落合さんは「麻黄と桂皮は薬剤から摂取しなければならないが、マイタケは自然食品であり、毎日の食卓でおいしくとることができる。まだ実験段階ではあるものの、免疫の働きを活性化させ、予防の役目も果たす心強い存在といえるだろう」と話した。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090805/bdy0908050737000-n2.htm
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