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日本の厚生労働省は3月21日、インフルエンザ治療薬「タミフル」の10歳以上の未成年患者への服用を差し控えるよう注意勧告を行った。

鳥インフルエンザの対処薬としても注目されているタミフルだが、日本では服用後、異常行動を起こし、自宅などの高所から飛び降り大怪我をしたり、死亡した事件が相次いだことを受けての措置である。

 製造元のロシュ ( Roche ) はスイス大手の医薬品会社。日本の厚生労働省の使用制限に対し、ロシュは「タミフルと異常行動の因果関係は実証されていない。世界中どこでも1歳以上の患者に投与することが認められている」と同社広報担当のマルティナ・ルップ氏は事件との関係を全面的に否定した。
風邪は自分で治すスイス

 スイスではインフルエンザにかかった子どもに、薬を投与する家庭はほとんどない。「インフルエンザくらいでは病院に行きません」と語るのはチューリヒ在住で、スイス人男性と結婚し2歳の子どもがいる松倉聖子さん( 36歳 ) 。子どもがせきをしていても、医師は処方箋を出してくれない。子どもは3週間ほどせきをし続けたが、最終的には完治したという。「日本の親はすぐ抗生物質を与えるようですが、安易に薬を与えることは良くないと思います。もうスイス式に慣れました」と言う。

 スイス人のシャルロット・シーグヴァルトさん ( 47歳 ) は、10代の子どもを4人持つ母親。子どもがインフルエンザにかかっても何もしないのは松倉さんと同じ。「タミフルを安易に使ったら、鳥インフルエンザのときに耐性ができていて効かないかも知れませんね」と薬の副作用のほうが心配だという。

 シーグヴァルトさんの夫アレンさん ( 48歳 ) は開業医。アレンさんは大人にもタミフルは処方しないという。販売された当初には、大人で希望する人も多かった。しかし、保険が効かないため患者の負担は 60~80フラン ( 約5800~7800円 ) であることも理由で、今ではほとんど希望する人はいないという。

 「インフルエンザにかかってからすぐ服用しないと効果は見られない」スイスでは、風邪にかかってその日のうちに医者にかかる人はあまりいないという。「しかもその効果も、多少早く回復する程度です」日本の医者がタミフルを処方することについては「文化の違いでしょう。わざわざ来た患者に、何かしなくてはと医師が思うからではないでしょうか」ときっぱり。

 ロシュによると、これまでタミフルを服用した患者はおよそ4500万人。そのうち3500万人が日本での服用だったという。

swissinfo、佐藤夕美 ( さとう ゆうみ )



【転載元】
http://www.swissinfo.ch/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=7648896&cKey=1174661628000
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