主席医務官リーアムドナルドソン卿は、第二波は進行中だが、現時点の数値から判断すると、予想されるピークが以前考えられていたものよりも低くなるように思われると述べた。

 推定で先週は18000の症例があり、前々週は14000、その前は9000だった。増加率は専門家が恐れていたような週単位に倍々増加していくようなものにはなっていない。
  リーアムドナルドソン卿「このことはワクチンプログラムを上手く進められる可能性が出てきたことを意味します。第3波があるとしても、それを完全に回避できるかもしれません。」

 政府は、まだグラクソスミスクラインのワクチンの入荷を待っている状態である。しかし月末には、優先グループと、医療従事者に提供することが期待できそうである。
  リーアムドナルドソン卿は、バクスタ製のワクチンを50万回分ストックしているが、グラクソのものは到着していない。がそれは”迫ってきている”と述べた。
  なぜ減速したかについて尋ねられ、リーアム卿は、65歳上のものに集団免疫があり、学校の児童がこれまでの感染曝露によって、現在の株に対しある程度免疫化されたせいではないかと述べた。

  現時点で死亡者数は90人（イングランド76、ウェールズ1、スコットランド10、北アイルランド3）。290人が現在入院中で、47人が集中治療を受けている。
  集中治療の患者数は過去2か月間で最高となった。リーアム卿はこのことが”やや懸念”であると述べた。

元記事

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http://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/health-news/lucky-break-as-uk-swine-flu-spread-slows-1799669.html