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(2009/11/27-20:52)
新潟県は27日、同じ病室に入院していた女児と男児が、抗インフルエンザ薬タミフルへの耐性を持つとみられる新型インフルエンザウイルスに感染したと発表した。病室内で感染した可能性もあり、県は検体を国立感染症研究所に送り、詳細な検査を依頼した。結果は来月中にも出る見通し。
県によると、病室は2人部屋で、女児は未就学児、男児は小学生。女児は10月9日に発熱して新型インフルを発症。翌10日、タミフルを投与し、男児にも予防投与したが、13日には男児も発症した。
遺伝子が変異し、タミフルに耐性を持つようになったとみられる。2人とも同月下旬までに全快、家族や医療関係者にも感染者はいないという。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200911/2009112700935&rel=j&g=soc
新型インフルエンザで患者の集中する年齢層が、これまでの10代前半から10歳未満の子どもに変化していることが国立感染症研究所の分析でわかりました。専門家は、小さい子どもに感染が広がれば、看病する家族を通じて家庭から地域社会へと流行が拡大していくおそれがあり、注意が必要だとしています。
国立感染症研究所が今月15日までの1週間に、全国の医療機関を訪れた患者を推計したところ、これまで流行の中心だった10歳から14歳が42万人にとどまったのに対し、5歳から9歳が47万人と最も多くなったほか、0歳から4歳までの乳幼児も17万人と増加していることがわかりました。今後もこの傾向が続いて10歳未満の子どもの患者が増えれば、家庭で看病する母親など家族に感染が広がり、さらには家庭から地域社会へと流行が拡大していくおそれがあるということで、専門家は感染の動向を注意深く見ていく必要があるとしています。国立感染症研究所の安井良則主任研究官は「10代前半ではすでに3人に1人が感染したとみられる一方、より幼い年齢層ではまだまだ感染していない子どもの数が多い。毎年のインフルエンザでも同様のパターンで感染が拡大しており、今後、新型の流行が家庭から地域社会へと拡大するのか注意深く見ていく必要がある」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014061741000.html
(2009年11月26日20時07分 読売新聞)
厚生労働省は26日、新型インフルエンザワクチンの接種を始めた10月19日から今月24日までに、推定接種者約594万人のうち93人(0・002%)に重い副作用が報告された、と発表した。
このうち死亡者は26人(0・0004%)に上るが、50~90歳代でいずれも基礎疾患(持病)がある人で、因果関係について専門家が調べている。
11月9~24日の2週間では、急性脳症や、手足に力が入らなくなるギラン・バレー症候群が報告された。厚労省によると、これらは季節性インフルエンザワクチンでもまれに報告されるという。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091126-OYT1T01055.htm
鹿児島県は25日、新型インフルエンザワクチンの接種を受けていた30歳代の看護師の女性が、同日未明、新型インフルエンザで死亡したと発表した。ワクチンの効果は接種後2週間程度で表れるとされるが、女性が発症したのは接種から約4週間後だった。厚生労働省によると、ワクチン接種後に新型インフルエンザで死亡したケースは初めて。
同県健康増進課によると、死亡したのは同県の大隅半島に住む女性で、10月下旬に医療従事者向け優先接種を受けた。今月21日、40度近い熱が出るなどして医療機関を受診したが、翌22日には、症状が悪化して入院し、心肺停止状態に陥った。24日の遺伝子検査で、新型インフルエンザ感染が確認され、25日午前4時頃、インフルエンザ脳症で死亡した。
女性には脳動脈瘤と甲状腺機能低下症の基礎疾患があったが、同課は「基礎疾患の影響は分からない」としている。また、女性は発症まで医療機関で勤務していたが、職場の同僚や家族に発症者はおらず、感染経路は不明。
全国の医療機関から7月上旬~11月上旬に報告されたインフルエンザ脳症の患者が、28都道府県で計132人に上ったことが国立感染症研究所のまとめで26日までに分かった。
感染症法に基づく発生動向調査の結果で、集計を始めた2004年以降では04~05年のシーズンの53例を抜いて最多。患者の大半は新型インフルエンザとみられる。
感染研によると、脳症の報告は夏休みが終わった後に増加。インフルエンザ患者の報告数が多い都道府県で、脳症患者も多い傾向がみられるという。報告の大半が15歳未満で、最も多いのは7歳の22例だった。
全体のうち男性35人、女性25人の計60人(1~24歳)について追加調査したところ、25人にぜんそくや熱性けいれんなどの基礎疾患(持病)や病歴があった。また、全員が意識障害を起こしており、発熱から意識障害が現れるまでの期間は発熱当日が12人、翌日が36人、2日目が8人と、大半が短かった。
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112601000025.html