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毎日新聞 2009年10月29日 東京朝刊

 「困ったことに、季節性の方が強いんですよ」。今週開かれた日本ウイルス学会の会場で、研究者同士の雑談を耳にした。新型と季節性のインフルエンザ。動物実験でウイルスを比べてみたら、新型の方が病原性が弱かったらしい。

  普通なら「よかった」と思うところだが、研究者は「これでは論文が書けない」とぼやいている。「感覚のずれ」がおかしいが、その後の緊急「パネルディスカッション」で笑いが引っ込んだ。

 国産ワクチンの接種回数を1回とするか、2回とするか。200人の健康な成人のデータをもとに、専門家が「13歳以上は原則1回」と意見をまとめた。これに、厚労政務官が異を唱え、「健康な20~50代の医療従事者以外は当面2回とし、妊婦や中高生などは今後の試験結果で最終結論を出す」と政治判断した。その決定を含めたワクチン接種態勢に、懸念の声が相次いだからだ。

 「優先順位を決めたころ、海外では40~50代の重症例が多かったが、最近、日本の入院は圧倒的に小児が多い」。「基礎疾患がある人に2回打つと、ワクチンがなかなか小児までまわらない」

 確かに、妊婦や中高生の免疫反応が健康成人と同じという証拠はない。一方で、小児の1回目の接種は、妊婦や持病のある人の後。1~6歳が12月前半、小学校低学年が12月後半、小学校高学年は来年1月後半までずれ込む。

 政治判断の過程には、「政」と「官」の対立も見え隠れする。しかし、緊急の危機管理に感情的な対立は邪魔ものだ。「国民と感覚がずれている」ということにならないよう、小回りの利く柔軟な体制で臨んでほしい。

http://mainichi.jp/select/opinion/ronsetsu/news/20091029ddm004070122000c.html
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