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ワイス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:倉田進、以下「ワイス」)は、本日、厚生労働省に対し7価肺炎球菌結合型ワクチン「プレベナー?」の輸入販売について承認申請を行いました。プレベナーは、肺炎球菌感染症を予防する唯一の乳幼児向け肺炎球菌ワクチンです。
プレベナーは、90種類以上ある肺炎球菌の血清型から、小児において侵入性肺炎球菌感染症を引き起こす可能性の高い7つの血清型(7価)を選んでワクチン化したものです。この7価は、より重症度の高い疾患(敗血症、菌血症など)の原因のほぼ8割を占めています。現在日本では、乳幼児向けの肺炎球菌ワクチンとして承認されている薬剤はなく、承認を得られれば本ワクチンが国内初の乳幼児向け肺炎球菌感染症ワクチンとなります。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)によって引き起こされる疾患で、代表的なものに菌血症/敗血症、髄膜炎、細菌性肺炎、中耳炎があります。WHOによれば、世界では肺炎球菌感染症により毎年約100万人の乳幼児が死亡に至っており、肺炎球菌感染症はワクチンで予防可能な疾患の代表的なものです。特に、肺炎球菌によって引き起こされる髄膜炎は、ほかの菌の場合と比べ重症化しやすくする場合が多く、40%以上が予後不良であることが報告されています(*1)。
2000年よりプレベナーを小児期の定期接種ワクチンとして導入した米国では、導入前と比較し、ワクチンに含まれる肺炎球菌の血清型による髄膜炎、菌血症の発症が94%減少したことが既に確認されており、プレベナーがもたらす疾患予防効果が実証されています(*2)。
ワイス・ファーマシューティカルズ・グローバルビジネス社長、ジョセフ・マヘィディは次のように述べています。「日本でもプレベナーを申請することができ、大変うれしく思います。今回の申請により、世界的に認知され効果が実証されている肺炎球菌感染症の予防ワクチンを日本の乳幼児にもお届けできる日が近くなりました」
ワイス株式会社 代表取締役社長 倉田進は、「プレベナーは、日本の子どもたち、そのご家族、また医療関係者をはじめとする子どもの成長を見守るすべての方々にとって、非常に重要なワクチンであると認識しています。今回の申請が、日本の子どもたちを重篤な疾患から守る新たな一歩を踏み出す機会となればとてもうれしく思います」と述べています。
2007年8月14日現在、プレベナーは84カ国で使用されています。アジアでも、香港、インドネシア、インド、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、台湾などの国々で使用されています。また、米国や英国をはじめ16カ国において国の定期接種のプログラムに採用されています。さらに 2007年3月、WHOは、肺炎球菌結合型ワクチンの世界各国での定期接種プログラムへの優先的な導入をサポートする姿勢を表明しています。
【転載元】
■ニュースリリース|ワイス株式会社
http://www.wyeth.jp/news/2007/0926.asp
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