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80代女性
・化血研SL05A(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
1.報告内容
(1) 事例
80歳代の女性。胸部大動脈瘤、大動脈解離、高血圧、糖尿病、高脂血症を基礎疾患とする患者。
12月9日午前7時、胸痛あり。同日9時、新型インフルエンザワクチン接種。その際の予診では、当日の体調不良等の申告はなかった。その後17時10分に胸部大動脈瘤破裂にて救急搬送され、すでに出血性ショックの状態であった。緊急入院し、手術は希望されなかったため、対症的に鎮痛・昇圧治療を行った。12月10日13時に死亡。
(2) 接種されたワクチンについて
化血研 SLO5A
(3) 接種時までの治療等の状況
胸部大動脈瘤については2008年4月の時点で8.8cmであり、前医との間で手術はしないということになっていた。循環器系薬剤としてアゼルニジピン、オルメサルタンドキソミル、カルベジロールを内服、硝酸イソソルビド貼付剤を使用していた。血圧のコントロールは110/60mmHgと良好であった。糖尿病についてはグリメピリド、メトホルミン塩酸塩にてコントロールされ、HbA1c 6.4であった。その他、プラバスタチンナトリウム、タンドスピロンクエン酸を内服中であった。また変形性腰椎症にてリハビリを受けていた。
2.ワクチン接種との因果関係
報告医(主治医)は、ワクチン接種との因果関係を関連なしとしている。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf
70代男性
・デンカS3(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
1.報告内容
(1) 事例
70歳代の男性。進行性核上性麻痺(中心静脈栄養)の基礎疾患のため入院中の患者。
11 月5 日、季節性インフルエンザワクチンを接種。12 月7 日、新型インフルエンザワクチンを接種。接種3 時間半後に嘔吐していたが、経過観察。酸素飽和度の低下が認められたため、酸素吸入。嘔吐物の誤嚥によるものとして喀痰吸引等を行ったが、深夜に死亡。
(2) 接種されたワクチンについて
デンカ生研 S3
(3) 接種時までの治療等の状況
進行性核上性麻痺のため寝たきりで、中心静脈栄養以外に治療は行っていなかった。嘔吐による誤嚥はまれにあった。
2.ワクチン接種との因果関係
報告医(主治医)は、ワクチン接種後の嘔吐は稀であることから報告したとしている。また時間的に関連があるかもしれないが、嘔吐の既往はあることから、ワクチン接種との因果関係を評価不能としている。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1218-01.pdf
70代女性
・化血研SL03A(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
接種後問題なく、5 日後突然意識がなくなり、呼吸停止、死亡。
評価不能
調査中
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1218-01.pdf
80代男性
・微研会HP04C(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
1.報告内容
(1) 事例
80歳代の男性。前立腺癌、高血圧、認知症、骨粗鬆症、両下肢閉塞性動脈硬化症、腰部脊柱管狭窄症のある患者。
12 月3 日、新型インフルエンザワクチンを接種。接種時は診察上特に問題はなかった。12 月8 日、自宅にて死亡。
(2) 接種されたワクチンについて
微研会 HPO4C
(3) 接種時までの治療等の状況
骨粗鬆症、循環器系疾患に対して投薬中であった。前立腺癌に対しホルモン療法を受けていた。報告医は骨粗鬆症、両下肢閉塞性動脈硬化症、腰部脊柱管狭窄症について3 年程フォローしていたが、その間、他の基礎疾患の悪化を特に認識することはなかった。
2.ワクチン接種との因果関係
報告医(主治医)は、ワクチン接種後から死亡まで患者との接触がなく死亡時の詳細が不明なこと、患者が高齢であったこと、循環器系薬を内服していたこと、前立腺癌や閉塞性動脈硬化症の治療中であったことから、ワクチン接種との因果関係を評価不能としている。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1218-01.pdf
70代男性
・微研会HP04D(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
接種翌日死亡
関連無し
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/12/dl/s1213-2e.pdf
※調査中
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/12/dl/s1213-2e.pdf