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2010 年 1 月 4 日
フランスでは、新型インフルエンザに関する興味深い調査結果が発表された。
その調査によると、フランスでは医師が診察した5倍以上の人が新型インフルエンザに感染していたというもので、その数171万人にものぼるという。
調査はマルセイユに住む2000人の妊婦を対象に行われた。それぞれ新型インフルエンザ感染の痕跡がないかを調査したところ、感染した形跡のある女性が感染の認識のない人を含めて全体の10.6%おり、その数から推測すると171万人が感染していると考えられるそうだ。
新型インフルエンザに感染した自覚がない人が多いのは、インフルエンザ特有の症状と考えられる39度以上の発熱や咳、全身の筋肉痛のような痛みを伴わず鼻水程度でおさまってしまったからではないかと考えられている。
日本では同様の調査が行われたとは聞かないが、病院では新型インフルエンザを調べる検査キットが不足していたり、検査結果も100%正しいわけではないというのだから、想定される以上の人数で感染していたのではないかと思われる。その数字を調査に基づきたたき出したフランスはちょっとエライと思えてくる。
http://www.antennefrance.com/technologies/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%80%81%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9A%E3%81%AB%E6%84%9F%E6%9F%93%E5%AE%8C%E6%B2%BB%EF%BC%9F/