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毎日新聞 2009年11月20日 21時32分
厚生労働省は20日、医療従事者約2万人を対象にした新型インフルエンザワクチン副作用調査の中間報告をまとめ、入院相当の6人を含め424人に接種後の異常(有害事象)が見られたと発表した。因果関係が疑われると医師が判断したのはうち337人で、後遺症が残る事例はなかったとしている。
入院相当の異常は▽意識低下▽嘔吐(おうと)・吐き気▽両足の筋肉痛--など。その他の報告は、接種1週間以内の高熱が39件、3日以内のじんましんが28件。異常には当たらないが、接種した部位が赤くなる反応は54%、頭痛は14%にみられた。
また2万人調査とは別に、ワクチン接種を受けた基礎疾患のある高齢者3人の死亡が新たに報告され、接種後の死亡は計13人になった。厚労省は21日に専門家検討会を開き、調査結果などを踏まえたワクチンの安全性を改めて議論する。【清水健二】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091121k0000m040122000c.html
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