[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
40代女性
・化血研SL03B(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
接種翌日食欲不振、4日後高血糖、不整脈
評価不能
調査中
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf
90代女性
・デンカ生研 S2-B(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
1.報告内容
(1) 事例
90歳代の女性。慢性閉塞性肺疾患を基礎疾患とし、寝たきり、在宅酸素療法(O2 1.25L/分)施行中で、慢性心不全が疑われる患者。以前から、入院など望まず、自然死希望あり。
11月27日午後1時45分、新型インフルエンザワクチン接種。接種28時間後に心不全悪化による肺うっ血によると思われる呼吸不全出現(SpO2 通常90%程度に維持されていたが、70%台まで低下)。本人の呼吸苦は軽度で、体温、血圧は正常であったため、(O2 1.5L/分(マスク))として経過観察。その後、呼吸状態に改善はみられず、軽~中等度の呼吸苦が継続。SpO2は70~80%台で経過。12月4日、WBC 3,630、CRP 0.1の他、著変みられなかったが、12月7日肺X線所見において、心不全、胸水の所見が見られ、飲水、摂食がほとんど不可能となる。12月10日に衰弱により死亡。
(2) 接種されたワクチンについて
デンカ生研 S2-B
(3) 接種時までの治療等の状況
慢性閉塞性肺疾患を基礎疾患とし、寝たきり、在宅酸素(O2 1.25L/分)施行中。テラゾシン塩酸塩を服用していた。
2.ワクチン接種との因果関係
報告医(主治医)は、接種28時間後に見られた呼吸苦の原因と考えられる心不全増悪については、ワクチン接種の関連有りと考えるとしているが、死亡については、患者の状態や治療処置内容による影響も大きいと考えられ、関連は評価不能とのこと。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf
70代女性
・化血研SL04B(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
接種後変化なし、接種11日後全胸部痛、心肺停止
関連無し
調査中
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf
70代女性
・化血研 SL06B(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
1.報告内容
(1) 事例
70歳代の女性。経過の長い高血圧症、糖尿病、気管支喘息等の基礎疾患を有する患者。
10月28日及び11月13日、季節性インフルエンザワクチンを接種。いずれも副反応はなかった。12月8日受診時、血糖値92mg/dl、グリコヘモグロビン5.6%。12月14日、新型インフルエンザワクチン接種。接種後、特に副反応と思われる症状はなく帰宅した。12月16日、デイサービスを利用。血圧114/75mmHg、脈拍数66/分。特に自覚症状の訴えなく自立歩行しており、入浴サービスを受け、昼食も摂取し、帰宅。12月17日朝、家人により死亡しているのが発見された。検死の結果午前2時頃の死亡と考えられ、虚血性心疾患による死亡ではないかとされた。
(2) 接種されたワクチンについて
化血研 SL06B
(3) 接種時までの治療等の状況
要介護(要介護度2)であるが、日常生活動作は自立、認知症なし。長期間にわたり高血圧症、糖尿病、気管支喘息などがあったが、いずれも内服治療などにより安定していた。心窩部の痛み、不快感を月1回程度訴えることがあり、内視鏡検査にて逆流性食道炎と診断。念のために心電図検査を実施するも、虚血変化は認めず。しかし、狭心症であった可能性は否定できない。
2.ワクチン接種との因果関係
報告医(主治医・接種医)は、虚血性心疾患のリスク要因となる既往歴を複数有していたこと等を考慮すると、ワクチン接種との因果関係を関連無しとしている。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf
30代女性
・化血研 SL02A(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
1.報告内容
(1) 事例
30歳代の女性。子宮頸がんⅢb期(腹腔内リンパ節転移あり)で入院治療中の患者。
11月19日、新型インフルエンザワクチン接種。12月5日午後1時頃に、肝機能障害が出現し、死亡。急速な腫瘍の壊死による塞栓にて肝機能障害が生じたことが直接の死因と診断。高アンモニア血症(アンモニア2200台)であった。
(2) 接種されたワクチンについて
化血研 SL02A
(3) 接種時までの治療等の状況
2009年9月、子宮頸がんⅢb期(腹腔内リンパ節転移)で入院し、ネダプラチン点滴静注、放射線療法にて治療中であり、子宮頸がんの治療は良好であった。
2.ワクチン接種との因果関係
報告医(主治医)は、ワクチン接種との関係はないとしている。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf