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大阪府89歳女性 タミフル投与
▼新型インフル、奈良と大阪で80代の計2人死亡 [09/10/26]
奈良県と大阪府は26日、新型インフルエンザの感染が確認された奈良市の80代の男性と、大阪府四條畷市の80代の女性が同日午前に死亡したと、それぞれ発表した。新型インフルの感染が確認されたか、疑われた患者の死亡は全国で計35人となった。
奈良市の男性の直接の死因は肺炎による循環不全とみられるが、糖尿病の基礎疾患があった。24日に38度の熱や下痢などの症状が出て、25日夜に呼吸困難になり、病院で治療を受けていた。四條畷市の女性の死因は基礎疾患だった慢性腎不全の急性悪化と肺炎。別の疾患で19日から入院し、25日に39.4度の熱が出てタミフル投与などの治療を受けていた。
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▼新型インフルで中学生ら3人死亡 埼玉など、国内死者35人に [09/10/26]
埼玉県は26日、新型インフルエンザに感染した疑いのある同県入間市の中学2年の女子生徒(13)が25日に死亡したと発表した。奈良県は奈良市の80代の男性が肺炎で、大阪府は四条畷市の慢性腎不全の基礎疾患がある80代女性が死亡したと発表。国内の死者は、疑い例を含め35人となった。
埼玉県によると、女子生徒の死因はウイルス性心筋炎などによる心停止で基礎疾患はなかった。22日に発熱し学校を早退。リレンザの投与を受けたが発熱と嘔吐が続き、25日夜に死亡した。
死亡後の詳細検査では新型インフル陰性だったが、県と厚生労働省は症状などから感染の疑いが強いと判断した。
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奈良市の男性は敗血症による循環不全で死亡。糖尿病の持病があったという。大阪府四條畷市の女性は慢性腎不全の持病があり、19日から入院していた。
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