宮城県90歳男性　タミフル投与

▼新型インフル　９０歳男性死亡　宮城・加美郡　[09/09/06]
　宮城県は７日、新型インフルエンザに感染した疑いのある加美郡の男性（９０）が死亡したと発表した。東北では６月に初の感染者が確認されて以来、死者は初めて。厚生労働省によると、国内の死者は疑い例を含め１１人になった。
　県によると、男性は呼吸器系の慢性疾患があり、８月１３日に加美郡の医療機関に入院。３０日に発熱を訴え始め、３日に３８．７度の高熱が出たため簡易検査をしたところ、Ａ型陽性と判明した。
　タミフルを服用したが、６日に死亡した。死因はインフルエンザ感染による肺炎の悪化という。詳細（ＰＣＲ）検査では新型と確認できなかったが、県は症状などから新型の可能性が高いと判断した。
　男性は８月２０日、呼吸器障害の治療のため個室に移った。感染したのは２３日以降とみられるが、経路は不明。男性の発症前に、インフルエンザに感染した医療スタッフや入院患者はいなかったという。
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1040/20090908_07.htm