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薬害オンブズパースン  浜 六郎

タミフルの害を考える際には、なぜ、かぜやインフルエンザで死亡していたのか考えなければなりません。2000年までのかぜやインフルエンザ後の脳症で死亡した例の大部分は、ボルタレンやポンタールなどの非ステロイド抗炎症剤(アセトアミノフェン以外)を解熱剤として使ったことが原因でした。つまり、解熱剤脳症であったのです。

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ー中司達也さんのブログ『報道写真家から』より転載ー


 僕は文系出身なので、医療や薬剤に関しては、まったくの門外漢だ。したがって、人の健康に関する分野について言及するのは適切ではない。しかし、気になることを放っておくこともできない。そのことを念頭においてお読みいただきたい。

<日本しか買わない「タミフル」という薬>

 表題のような論文がThe Informed Prescriber (正しい治療と薬の情報 Oct.2005 Vol.20 No10、147~150) に掲載されました。最近、インフルエンザに関する報道で「インフルエンザ脳症」という言葉が使われており、インフルエンザに罹ると脳症を起こすような表現はおかしいと思っておりました。論文を書かれた浜六郎先生は「インフルエンザ脳症」という用語は、インフルエンザの恐怖を人々に植え付けるため意図的に使用されているのではないかとの疑問を投げかけておられます。そこで、概要を紹介させていただきましょう。

ここでも良く取り上げている、抗インフルエンザ薬「タミフル」
タミフルの製造元はスイスのロシュ社です
成分はリン酸オセルタミビル
インフルエンザを「予防する効果」は一切ありません。
インフルエンザ・ウイルスを「殺す能力」も一切持ちません。

2005年11月23日 16:00

毎年この時期になると流行するインフルエンザ。今年は通常のインフルエンザに加えて鳥インフルエンザが世間を騒がせているだけあり、今まで以上に人々は敏感になりつつある。そんな中で「タミフル」という治療薬が注目を集めている。

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