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薬害オンブズパースン  浜 六郎

タミフルの害を考える際には、なぜ、かぜやインフルエンザで死亡していたのか考えなければなりません。2000年までのかぜやインフルエンザ後の脳症で死亡した例の大部分は、ボルタレンやポンタールなどの非ステロイド抗炎症剤(アセトアミノフェン以外)を解熱剤として使ったことが原因でした。つまり、解熱剤脳症であったのです。

これは、たくさんの動物実験で証明されていますし、1990年初め頃の厚生省の調査や、2000年の厚労省の疫学研究(症例対照研究)でも証明されたのですが、国ははっきりとその関連を認めようとしません。しかし、一応2000年以降、使用規制によって、小児への使用が減少しました。その減少程度に応じて、脳症中の死亡割合が減少してきたことは、きつい解熱剤の関与を明瞭に反映しています。小児用のタミフルが承認される前にすでに減少していますから、タミフルによって死亡するような脳症が減少したのでないことは明らかです。 
 ライ症候群などかぜの後にも起きる脳症を引っ込めて、1998年ころから急に「インフルエンザ脳症」と言い始めたのは、インフルエンザ恐怖症を皆さんに植えつけるためのキャンペーンの一つであったのです。だから、「インフルエンザ脳症」は使わないで「解熱剤脳症」「タミフル脳症」を使ってほしいと思います。
 タミフルは、肝臓で変化して抗ウイルス作用を発揮します。ウイルスが呼吸器粘膜の細胞内で増殖して出てくるときに細胞から切り離されにくくする物質です。タミフルを飲むと、治癒するまでの期間が平均して1日短縮されるというものです。A香港型には無効でしたし、小児喘息では、早く治る子とかえって直りが悪くなる子が同じ程度いました。治療後は肺炎がかえって多くなるようですし、年齢によっては10数%から30%ぐらいに耐性ができます。非ステロイド抗炎症剤などきつい解熱剤を使うと、たちまちタミフルの効果は帳消しです。
 タミフルで突然死した2歳9か月の男児は、服用後2時間45分後には寝返りし、その10分後に母親が触ると呼吸が止まっていました。14歳の男子は、前日からの発熱で当日午前に39℃あり検査でインフルエンザAとの診断。夕方には自力で37.5℃まで下がっていましたが、タミフルだけを服用。2時間足らずで、マンションの9階から転落死しました。自殺は全く考えられません。17歳の男子は、インフルエンザAで昼にタミフル1カプセルを服用し、家人の留守のあいだに、家を飛び出し、雪が積っている中、家のフェンス・空き地・道路の塀・線路を乗り越えて国道に出て、走ってきた大型トラックに飛び込み、事故死した(服用約3時間半後)。自殺とは考えられないと複数の目撃証言があります。
 NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)には、マスメディアの報道以来、多数の相談がありました。文献やインターネットの情報などを総合すると、タミフルでは、低体温、動きが鈍くなる、呼吸困難、チアノーゼ、低酸素性と思われる痙攣、意識消失、精神症状(意識レベル低下、幻覚、せん妄、易興奮性)、神経系症状(失神、視野欠損、聴覚異常、知覚異常など)があります。死亡例では呼吸抑制によると考えられる突然死が目立ちます。精神症状以外はすべて動物実験で認められ、しかもヒト用量のたかだか10倍程度の血中濃度でこれらの症状が再現されています。十分に関連があるといってよいのです。
 タミフルは離乳前のラットの脳に大量に(成熟ラットの3000倍)移行します。ヒトでは、専門家も認めるように、乳児に限らず低体温が起きています。低体温は脳中へのタミフル移行のよい証拠です。インフルエンザに罹患すれば、大きな小児でも成人でも脳中に移行します。薬剤服用なしで生じる「熱せん妄」は高熱時に起きますが、タミフル服用後大部分(80%)は熱が下がってからですから熱せん妄ではありません。他剤が考え難い証拠に、単独で解熱時に異常行動や突然死が起きています。タミフル単独でも脳圧が亢進したと考えられる事実が予防目的で用いた5か月児の大泉門膨隆をはじめ、いくつかあります。さらに、アルコールや睡眠剤など中枢抑制剤は脱抑制を生じ,逆説的興奮,せん妄,異常行動を起こします。だから呼吸抑制死と異常行動は同じ作用機序の延長線上にあるものです。
少なくとも「関連は否定できない」ので「害反応=副作用」とすべきですが、今や、関連は濃厚と考えます。現実には、タミフルとの関連を医師が気づかないだけでなく、否定することも多いため、なかなか報告されません。気付いた方はぜひ報告してください。
インフルエンザはかぜの一種で時間が経てば自然におさまるものです。普段健康なら心配無用です。タミフルの効果は平均して、症状が1日早くよくなる程度ですが、害は上記のとおり極めて多彩です。世界の約80%を日本で消費する医療はとてもまともといえません。1人1人が考え直す必要があるでしょう。

【転載元】
■インフルエンザよりずっと恐いタミフル・解熱剤 解熱剤脳症からタミフル脳症へ-タミフル脳症はなぜ起きる
http://www.yakugai.gr.jp/bulletin/rep.php?id=232

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