キエフ、１１月９日（RIA Novosti)－ウクライナでインフルエンザ感染による死者が１５５人に昇ったと同国保健省が発表した。
　日曜日遅くの保健省の発表によると、死者の多くは西部Lvov(※＝Lviv)とIvano-Frankovsk地域に集中している。(※空中散布の確認された場所。キエフ、Lviv、Ternopil。ちなみにIvano-Frankovskはここ。参考記事）

　日曜日の早い時期には、１４４名が全国でインフルエンザで亡くなったと伝えられていた。
　保健省は国内で新型インフルエンザによる３２名の感染と１４名の死亡を確認している。
　月曜日にユリア・ティモシェンコ、ウクライナ首相はＷＨＯの専門家に新型インフルエンザのワクチンをウクライナに供給するよう要請した。ＷＨＯのチームは現在、旧ソビエト共和国で活動している。
　ウクライナ政府はインフルエンザの広がりを抑制する試みとして、１０月下旬に９つの西部地方の隔離を実行した。首都キエフのすべての教育機関は閉鎖され、人々は全国の飲食店、商店、社会福祉施設での医療用マスクの着用を義務付けられている。
　ユリア・ティモシェンコ、ウクライナ首相は早期に他の国々に対して新型インフルエンザ発生に対する援助を要請した。
　上級大統領補佐官Ihor Popovは早い時期に、ウクライナの国家安全保障国防会議が状況について話し合うために月曜日に召集されるよう要求していた。彼は、国防会議が２０１０年１月１７日から５月まで予定されていた大統領選挙を延期する非常事態を宣言することを検討するだろうと話した。
　しかし、土曜日にティモシエンコは新型インフルエンザの流行で国内に非常事態を宣言する必要は無い見通しであると語った。


元記事

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http://en.rian.ru/exsoviet/20091109/156764904.html