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フクダWHO特別顧問2010年1月5日15時1分
 【ジュネーブ=橋本聡】世界保健機関(WHO)で新型インフルエンザを担当するケイジ・フクダ事務局長特別顧問は4日、朝日新聞との単独インタビューに応じた。昨年6月に宣言した世界的大流行(パンデミック)がいつまで続くかについて「まだ見通せない」と述べ、長期化するとの見方を示した。

 18日からジュネーブでWHO執行理事会が開かれるが、事務局は新型インフルの現状と、こうした長期化の予想を報告するとみられる。

 フクダ氏は、日本や米国などで感染の勢いが衰えてきたことを認める一方、「東欧、インドなどでまだ流行している」と指摘。「ウイルスの遺伝子の変化はいつ起きるかわからない」とも述べ、警戒を怠らないよう訴えた。

 さらに20世紀には「スペイン風邪」(1918年)や「アジア風邪」(57年)、「香港風邪」(68年)など3回の世界的大流行があり、「当時、流行は1~2年間続いた。今回はまだ発生から約9カ月だ」と述べた。

 一方、いずれ事態が落ち着けば世界的大流行の「終息」を宣言しなければならないが、フクダ氏は「その手続きがはっきり決まっていないので、WHO内部で検討を始めた」と明らかにした。

 新型インフルは昨年末までに約200の国・地域に感染が広がり、少なくとも1万2220人が死亡した。実際の死者はもっと多いとWHOは見ている。国立感染症研究所の推計によると、昨年7月下旬から12月13日までに日本で新型インフルにより医療機関を受診した患者数は、全国で累計約1546万人。厚生労働省のまとめでは、4日までに新型インフルで死亡した人は約140人。

 フクダ氏は日本生まれ。幼いころから米国で育ち、医師に。インフル専門家として2005年にWHO入りした。
 asahi.com http://www.asahi.com/international/update/0105/TKY201001050232.html

(※まだ恐怖を煽り足りないんですね。この記事中に科学的根拠など一つも語られていないことは注目に値します。1万2220人も予測的に算出したの数値に過ぎません。都合の良い予測なので「まだ増やせる」のでしょう)
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