ワクチンはいりません。ミラーサイト2(kiri)
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2009年09月24日 サンクトペテルブルク発
新型インフルエンザは10月以降国内で第1波の流行が予想され、年明けにも第2波が起きる可能性がある。
ワクチンの開発も進められており、早ければ11月から接種が始まると期待されている。初の死者発生との報道もあり、警戒感が高まっている。
新型インフルエンザは10月以降国内で第1波の流行が予想され、年明けにも第2波が起きる可能性がある。
ワクチンの開発も進められており、早ければ11月から接種が始まると期待されている。初の死者発生との報道もあり、警戒感が高まっている。
<ワクチンの開発を急ぐ>
在サンクトペテルブルク日本企業向け安全対策講習会(9月16日)の席上、日本総領事館の茶園達也副領事は
、ロシア医学アカデミー・インフルエンザ研究所のオレグ・キセリョフ所長の話として、秋以降に新型インフルエンザの流行が懸念されていると述べた。
キセリョフ所長によると国内ではまだ本格的な流行は起きておらず、第1波は10月以降、第2波は年明けに予想されているという。
同所長によると、ロシアでは新型インフルエンザ用ワクチンの開発に着手、既に9月10日から臨床試験が始まった。
ワクチンの種類は鼻から吸引する生ワクチンと注射による不活性ワクチンの2種類で、臨床試験にかかる日数は前者が42日間、
後者は56日間だという。臨床試験で効果が確認されれば、早ければ11月から大量生産できるという。
保健・社会発展省のベロニカ・スクボルツォワ次官は、10年初めまでにロシア全土で4,000万人分のワクチンを用意する計画だとしている。
在サンクトペテルブルク日本総領事館は、市内の病院、薬局でインフルエンザの初期治療に効果があるとされるタミフルの販売、
備蓄状況を随時確認している。茶園副領事によると、サンクトペテルブルク市内で英語で対応できる病院は以下のとおり。
○アメリカン・メディカル・センター(AMC)
○メデム(MEDEM)
○ユーロ・メッド(Euromed)
これらの病院では検査のほかタミフルの処方も受けられる。また、ロシアでは処方せんがなくともタミフルを薬局で購入できるため、
新型インフルエンザ対応策として購入を検討することが望ましいという。
<初の死者発生との一部報道も>
保健・社会発展省によると、9月20日までの新型インフルエンザ罹患者は国内で381人。死者は発生していないとされる。
他方、9月20日のロシア・テレビ(RTR)の報道番組「スペツィアリヌィ・コレスポンデント」に出演した
ロシア医学アカデミー・ウイルス学研究所のドミトリー・リボフ所長は「公表はされていないが、既に新型インフルエンザによる死亡例が出ている」と述べた。
これに対しスクボルツォワ次官は9月21日、新型インフルエンザによる国内での死者発生を明確に否定した。
同次官は、死因は先天性の心臓病と糖尿病の悪化による肺炎だと説明し、死亡した患者と接触した関係者も新型インフルエンザの兆候はないとしている。
(梅津哲也)
元記事
http://www.jetro.go.jp/biznews/russia_cis/4abad72a1a5e0
在サンクトペテルブルク日本企業向け安全対策講習会(9月16日)の席上、日本総領事館の茶園達也副領事は
、ロシア医学アカデミー・インフルエンザ研究所のオレグ・キセリョフ所長の話として、秋以降に新型インフルエンザの流行が懸念されていると述べた。
キセリョフ所長によると国内ではまだ本格的な流行は起きておらず、第1波は10月以降、第2波は年明けに予想されているという。
同所長によると、ロシアでは新型インフルエンザ用ワクチンの開発に着手、既に9月10日から臨床試験が始まった。
ワクチンの種類は鼻から吸引する生ワクチンと注射による不活性ワクチンの2種類で、臨床試験にかかる日数は前者が42日間、
後者は56日間だという。臨床試験で効果が確認されれば、早ければ11月から大量生産できるという。
保健・社会発展省のベロニカ・スクボルツォワ次官は、10年初めまでにロシア全土で4,000万人分のワクチンを用意する計画だとしている。
在サンクトペテルブルク日本総領事館は、市内の病院、薬局でインフルエンザの初期治療に効果があるとされるタミフルの販売、
備蓄状況を随時確認している。茶園副領事によると、サンクトペテルブルク市内で英語で対応できる病院は以下のとおり。
○アメリカン・メディカル・センター(AMC)
○メデム(MEDEM)
○ユーロ・メッド(Euromed)
これらの病院では検査のほかタミフルの処方も受けられる。また、ロシアでは処方せんがなくともタミフルを薬局で購入できるため、
新型インフルエンザ対応策として購入を検討することが望ましいという。
<初の死者発生との一部報道も>
保健・社会発展省によると、9月20日までの新型インフルエンザ罹患者は国内で381人。死者は発生していないとされる。
他方、9月20日のロシア・テレビ(RTR)の報道番組「スペツィアリヌィ・コレスポンデント」に出演した
ロシア医学アカデミー・ウイルス学研究所のドミトリー・リボフ所長は「公表はされていないが、既に新型インフルエンザによる死亡例が出ている」と述べた。
これに対しスクボルツォワ次官は9月21日、新型インフルエンザによる国内での死者発生を明確に否定した。
同次官は、死因は先天性の心臓病と糖尿病の悪化による肺炎だと説明し、死亡した患者と接触した関係者も新型インフルエンザの兆候はないとしている。
(梅津哲也)
元記事
http://www.jetro.go.jp/biznews/russia_cis/4abad72a1a5e0
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