カナダ保健省は、20週以上の妊娠期間のある女性と3歳未満の子供の両親に、ワクチンへの反応をブーストする添加物アジュバンドを含んだ豚インフルワクチンを受けるよう求めた。
保健省は180万回分のアジュバンドを含まないワクチンを購入済みであるが、11月の初旬までは認可されない。主たるワクチンはアジュバンド入りのものであり、来週より多くの行政区と地域で開始される。

 首席公衆衛生官バトラー・ショーンズ「3歳以下の子供には、アジュバンドを含まないワクチンを選ぶオプションが用意される予定ですが、自分の孫には、それまで待って受けさせるつもりはありません」とインタビューにおいて述べた。
彼は、パンデミックワクチンタスクグループ（ワクチン関連で公衆衛生機関のアドバイスを行う専門家委員会）は全会一致で、幼い子供にアジュバンドを含むワクチン接種を推奨したと述べた。
免疫システムが発育過程にある幼児にとって、アジュバンド入りは普通のワクチンより効果的であるとのこと。
公衆衛生機関の上級医務官キャロリン・ピム博士「何らかの理由のため、子供にアジュバンド入りを受けさせたくない場合は、代替策が考えられますが、現時点では、アジュバンド無しのワクチンへの免疫反応はアジュバンド入りの物に比べ劣っています」
カナダでは、当初アジュバンドを含むワクチンのみを購入するつもりだったが、譲歩して添加物なしのワクチンを一部発注することとなった。
このことにより、妊婦と幼児の両親は、新しく馴染みのない添加物を含む製品を使うよりはむしろ、完全にワクチン接種を見合わせてしまうのではないかという懸念がある。
ヨーロッパでは何千万ものアジュバンドいりのワクチンが使用されてきたが、対象は高齢者と成人である。妊娠期間中の安全性に関するデータは存在せず、子供への使用に関するデータもほとんどない。
ＷＨＯはエビダンスの欠如を理由に、妊婦にはアジュバンドなしのワクチンのオプションを提供するよう各国に推奨している

（注※　日本でもアジュバンド無しを推奨していますか？）
元記事

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http://www.google.com/hostednews/canadianpress/article/ALeqM5gm_WilKsg3kju8dsYz48kQz1Qu0A