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(2009/12/08-20:51)
カナダで副作用が報告された英製薬大手グラクソ・スミスクラインの新型インフルエンザワクチンについて、厚生労働省は8日、特定の出荷分で重い副作用の発生率が10倍に上ることを明らかにした。副作用が集中した原因は判明していないが、カナダ政府は「問題は一部出荷分に限られ、ワクチンは安全」との見解を示しているという。
厚労省はカナダ側に内部資料などを開示してもらったとした上で、「結論は納得できるものだった」とコメント。同社製ワクチンを輸入し、高齢者向けに使用する方針で、近く薬事・食品衛生審議会に報告する。
ただし、手続きを簡略化した「特例承認」を月内に行う予定だったが、年明けにずれ込む見込みで、接種開始は来年1月中旬以降になるという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009120800770
【新型インフル】海外ワクチン、副作用は「一部の問題」?
2009.12.8 21:02
カナダで使われた英系製薬会社「グラクソ・スミスクライン(GSK)」製の新型インフルエンザワクチンから、通常よりも高率で重い副作用が報告された問題で、厚生労働省は8日、「カナダ政府は『同社製ワクチン全体の問題ではなく安全である』と判断し、接種を再開している」との現地調査の結果を公表した。
ワクチン輸入に向けた、懸案の一つに解決の見通しがついたことになる。
ただ日本政府としては、現在実施中の新型ワクチンの治験結果ともあわせて、今月中旬に専門家から意見を聞いたうえで、来年1月にも輸入の是非を最終決定する方針。
GSK製のワクチンは日本政府も年明け以降に3700万人分を輸入する予定。問題発覚後、厚労省が安全性を確認するため先月30日から今月3日にかけて、カナダに職員を派遣し調査を行っていた。
調査結果によると、11月2日にカナダの計6州に出荷されたワクチン約17万回分から、通常よりも高率で重いアレルギー症状が7例確認されたという。
GSK製のワクチンすべてに共通する問題なのか、特定の時期に製造された一部のワクチンだけの問題なのかが注目されたが、他の時期に製造されたワクチンなどでは、同様の問題は確認されなかった。
ただし、原因は不明のまま。輸入について、長妻昭厚労相は「専門家に調査結果を見てもらい、慎重に判断する」としている。
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091208/bdy0912082106012-n1.htm