国産ワクチンが初出荷＝１９日の接種開始向け－新型インフル

　国内メーカーが製造した新型インフルエンザ用ワクチンが９日、初出荷された。最優先の医療従事者約１００万人に割り当てられ、１９日以降各地で接種が始まる。
　埼玉県北本市の北里研究所生物製剤研究所では９日午前、保冷シートに覆われたワクチンが大型冷蔵庫からフォークリフトで保冷トラックに積み込まれて出発。同県吉川市や大阪府高槻市などの薬品販売会社に出荷された。
　この日の出荷は、国内メーカー４社のうち３社が製造した計１１８万回分。流通業者を経て、１５～１８日に全国の医療機関に納入される。（2009/10/09-11:36）

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