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神奈川県6歳男児 タミフル投与

▼新型インフル感染の6歳男児が死亡、脳性まひの基礎疾患/川崎 [09/12/03]
 川崎市は3日、新型インフルエンザへの感染が確認された同市の男児(6)が同日、肺炎のため市内の病院で死亡した、と発表した。男児は脳性まひの基礎疾患があり、自力でせきなどができない状態だった。市内での新型インフルエンザ患者の死亡例は3例目で、全国では感染の疑いを含めて91例目。
 市健康安全室によると、男児は11月10日に発熱、呼吸状態が悪化したため13日に市内の病院に入院した。23日に再び呼吸状態が悪化し、細菌性の肺炎の疑いがあると診断。24日に、簡易検査でA型インフルエンザ陽性と診断され、タミフルを投与された。25日、市衛生研究所によるPCR検査で、新型インフルエンザへの感染が確認され、26日からは人工呼吸器を使用していた。
 同室は、「男児が病院内でインフルエンザに感染した疑いは否定できないが、医療従事者や入院患者らへの感染の拡大は起こっていない」としている。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0912030021/
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2009/12/03 15:56【共同通信】

 神戸大医学部感染症センターの白川利朗准教授らの研究グループと医薬品会社「森下仁丹」(大阪市)が3日までに、ビフィズス菌を使い免疫効果を高め、インフルエンザ予防などに役立つ経口ワクチンの開発手法を確立した。
 研究に参加した石川県立大生物資源工学研究所の片山高嶺准教授は「実用化には10年以上かかるが、ビフィズス菌を使ったワクチンはほかに例がないのでは」と話している。
 これまでは、さまざまな感染症の病原体に対する抗体のもとになる抗原を、ビフィズス菌の内部にしかつくることができなかった。
 しかし今回、片山准教授が研究する遺伝子を導入することで、ビフィズス菌の外側に抗原をつくることに成功。試験ワクチンをマウスに投与すると、従来より抗体量が10倍以上増えたという。
 ビフィズス菌を使った経口ワクチンは常温保存や大量生産が可能な上、筋肉に注射する通常のワクチンに比べ、消化器官や呼吸器の粘膜組織にも働くため、より高い免疫効果が期待でき、インフルエンザのほか腸チフスなどの感染症予防に役立つ可能性が高いという。
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009120301000394.html
埼玉県71歳女性 タミフル投与

▼【新型インフル】基礎疾患のない71歳女性死亡 さいたま市で初 [09/12/03]
 さいたま市は3日、新型インフルエンザに感染したさいたま市の無職女性(71)が死亡したと発表した。さいたま市内の死者は初めてで、県内では疑い例も含めて5人目。
 市によると、女性は11月7日に発熱を訴え、同月9日に受診。簡易検査では2度とも陰性と診断されたが、肺炎を発症するなどして13日に入院した。16日に遺伝子検査で新型インフルエンザと判明、タミフルでの治療を受けたが、12月2日夜死亡した。
 死因はインフルエンザ肺炎だった。女性に基礎疾患はなく、新型インフルエンザのワクチン接種も受けていなかった。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/091203/stm0912031545005-n1.htm
2009/12/03 時事通信

 医薬品などに使われている多糖類「β(ベータ)グルカン」と乳酸菌を摂取するとインフルエンザウイルスの感染を防いだり、感染後の重症化を抑える可能性があると北海道大人獣共通感染症リサーチセンターの宮崎忠昭教授の研究グループが3日、発表した。当面は機能性食品やサプリメントに活用し、将来的には治療薬の開発が期待されるとしている。
 宮崎教授らは、βグルカンと乳酸菌が生体防御機能を高めることに注目。マウスによる実験に酵母由来のβグルカンと特殊な乳酸菌、新型インフルエンザに近いH1N1亜型のウイルスを使用した。3分の1のマウスが死ぬ量のウイルスに感染させた場合、βグルカンを感染の前後2週間摂取させたマウスの生存率は 100%で、感染直後のタミフル投与と同等だった。
 さらに全滅する量のウイルスに感染させた場合、タミフル投与では50%の生存率だったが、βグルカンと乳酸菌を併用すると生存率は75%まで上昇、タミフルとβグルカンの併用と同等だった。さらにβグルカンと乳酸菌の場合、タミフル投与と比べて体重の減り方が少ないという効果もあったという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009120300389

2009/12/3 10:00

接種594万人で26人が死亡
 重い副作用例が出ているとして、カナダ政府が使用を中止した英国「グラクソ・スミスクライン」(GSK)社製の新型インフルエンザワクチンの詳細を調べるため、厚労省職員らの調査団が29日、現地調査に出発した。副作用は免疫補助剤(アジュバント)が一因ともみられているが、恐ろしいのはGSK社製だけではない。アジュバントが含まれない国産ワクチンにも副作用例が報告されているのだ。

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