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先ごろまでのワクチン争奪戦から一転して、売却先を探す動きが加速している。
英国では今月10日までに1320万回分のワクチンを病院に配布。10月21日に医療従事者や妊婦など優先対象者から接種を開始したが、まだ230万人(12月10日現在)しか接種していない。
80代男性
・化血研SL06B(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
接種翌日心肺停止。
評価不能
調査中
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1218-01.pdf
80代男性
・化血研SL02A(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
接種12 日後死亡。
評価不能
調査中
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1218-01.pdf
60代女性
・化血研SL02A(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
1.報告内容
(1) 事例
60歳代の女性。膠原病の1つである血管炎症候群を有する患者であり、血管炎症候群の活動性は高い状況であった。12月14日午後3時頃、新型インフルエンザワクチンを接種。接種後には異常なし。12月15日午前6時頃、寝床にて呼吸停止しているところを家人が発見。同日午前6時38分、医療機関へ搬送。直ちに蘇生を行うも午前9時12分、死亡。病理解剖を施行するも肉眼的には異常が認められず、死因は不明。
(2) 接種されたワクチンについて
化血研 SL02A
(3) 接種時までの治療等の状況
9年前より血管炎症候群があり、プレドニゾロン、シクロフォスファミドを内服中。ステロイド治療による糖尿病があり、インスリン治療中。糖尿病のコントロールは比較的良好。
2.ワクチン接種との因果関係
報告医(主治医)は、原疾患による突然死と考えており、ワクチン接種の可能性は低いと考えるが、否定もできないとしている。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf
70代男性
・微研会HP02B(接種ワクチンメーカー/ロット番号)
1.報告内容
(1) 事例
70歳代の男性。基礎疾患として糖尿病、サルコイドーシスがある患者。
12月10日、新型インフルエンザワクチンを接種。接種後には異常なし。12月15日午前8時、食事後にトイレで転倒しているのを発見され、救急車にて来院。発見時、心肺停止状態。検死するも死因不明。急性心不全、不整脈などが疑われる。警察に届けたが剖検はされていない。
(2) 接種されたワクチンについて
微研会 HP02B
(3) 接種時までの治療等の状況
糖尿病に対し、インスリン治療を行っていたが、インスリン抗体が高く、コントロール不良であった。サルコイドーシスについては経過観察のみであった。
2.ワクチン接種との因果関係
報告医(主治医)は、基礎疾患から不整脈を来たし死に至ったと考えてもおかしくないため、関連無しとしている。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf