毎日新聞　2009年12月28日　19時41分

　厚生労働省は２８日、新型インフルエンザワクチンの接種後に死亡した人が１００人を超えたと発表した。２５日現在、医療機関から１８９９件の副作用報告があり、入院相当以上の重篤が２９４件、死亡が１０３件含まれていた。この間の推計接種者は１４９２万人で、死亡の報告頻度は０．０００７％だった。
　死亡者のうち８０人が７０歳以上で、持病を持つ優先接種対象者だった。主治医が「死亡と接種の因果関係が疑われる」と判断したケースはないが、専門家の検証では、一部について接種が持病悪化の引き金になった可能性が指摘されている。【清水健二】
http://mainichi.jp/select/science/news/20091229k0000m040043000c.html

80代男性

・化血研SL05B（接種ワクチンメーカー/ロット番号）

接種後問題なく、2日後、呼吸苦、意識不明。急性呼吸不全により死亡。
評価不能
調査中
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf

30代男性

・化血研SL04A（接種ワクチンメーカー/ロット番号）

接種翌日てんかん発作、
12日後多呼吸、13日後肺炎、14日後死亡
評価不能
調査中
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf

80代男性

・化血研SL09B（接種ワクチンメーカー/ロット番号）

接種３時間後まで普段と変わらず、４時間半後、当日意識消失、心肺停止。心筋梗塞疑いによる死亡。
評価不能
調査中
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf

90代女性

・調査中（接種ワクチンメーカー/ロット番号）

接種３日後血小板減少症、４日後に血小板減少が原因のくも膜下出血により死亡。
評価不能
調査中
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/12/dl/infuh1228-01.pdf